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ゆるり鑑賞 Yururi kansho
観た映画やドラマ、読んだ本なんかの感想をぼちぼちっと記していきます。
副王家の一族
副王家の一族 (2007年作品) I Vicere (The Viceroys) [Import CD from Italy]副王家の一族 (2007年作品) I Vicere (The Viceroys) [Import CD from Italy]
(2007/11/10)
Paolo Buonvino

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監督・脚本:ロベルト・ファエンツァ
英題:I VICERE
(2007年 イタリア/スペイン)
公式サイト:http://www.alcine-terran.com/ichizoku/

【ストーリー】
ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。
かつてのスペイン副王の末裔(まつえい)である名門貴族ウツェダ家では、
封建的な父ジャコモ(ランド・ブッツァンカ)と嫡男のコンサルヴォ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が
激しく対立していた。意のままに振る舞う父に、コンサルヴォは強い反発を覚えるが…。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)

フェデリコ・デ・ロベルトの古典小説『副王たち(I vicerè)』の原作を、
イタリアのネオ・レジスタ(新しい監督群)の代表格、ロベルト・ファエンツァが映画化。

海に沈む夕日と一隻の船。美しい情景には胸がはずみました。
が、結果的には今ひとつ引き込まれないうちに126分が過ぎてしまったという感じ。
決して退屈はしなかったんで、映画としてどうこうというより好みじゃなかったという事でしょうか。

やっぱり主人公に魅力が感じられないのが原因なのかなぁ。
父を憎みながらも、自分もその父と同じ様な道をたどる主人公という
よくあるお話ですよね。特に女性に対する態度が許せん!!
アレッサンドロ・プレツィオージが素敵とは思えないし。

父との葛藤に苦しむ主人公の心の深淵を描く。。。という感じでもないんですよね。
時代の移り変わりと家族の歴史を、かけあしで描いたという感じも否めず。

従兄弟のジョヴァンニーノは小さい時から可愛いし、大人になってからの
イメージと一致してて好きなキャラクターやったかな。
妹テレーザ役のクリスティーナ・カポトンディさんも可愛いんやけど、
テレーザの優し過ぎるというか弱い性格にイライラしてしまった。

それでも、カターニャの貴族の姿について語られている原作は読んでみたいと思いました。

テアトル梅田にて鑑賞。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

マイケル・ジャクソン THIS IS IT 5・6・7回目 ムーンウォーカー
前回これで最後といいつつ、またまたあげてしまいます。(^-^;A
この映画について書き残しておきたい事が色々あり、私自身の為に記録しておこうと。
ついでに“ムーンウォーカー”についても少しだけ。今回も、もちろんネタバレです!

マイケル・ジャクソン THIS IS IT 「1回目」「2回目」「3・4回目」の感想はこちら。

「歴史に残る集会へようこそ。わが国の歴史に残る、自由のための史上最高のデモです」
(“History”のアナウンスより)

土曜日はTOHOシネマズなんばにて友人3人で鑑賞。
友達の一人は旦那様の方がMJファンなのに、前回鑑賞後話があまり盛り上がらなかった
(旦那様の表現力の無さから)と前々から不満を漏らしておりました。
そんな思いがあったせいか鑑賞後にお茶したカフェドミンガスでは「そろそろ閉店です」の
声を聞いてもまだまだ話し足りないようで。。。。確かにMJ話は尽きないよね。

皆さん、私とは色々と違う好きなポイントがあるようで。
Y 「グリーンスクリーンの前で円陣になりMichael が先導して踊るところ!」
A 「ビートイットの“マッチョメェン”の部分はいつ聞いてもうける〜」等など。
私の今回のツボは、ダンサーに“トースター”のコツを教えるオルテガさんの
「アドレナリン、ベイベー」とMichael の「オルテガ、オルテェガァ」です。

日付は変わって梅田ブルク7にて鑑賞。レディスデイという事もあってかまだまだ大入りですね。
「E.YAZAWA ROCK」の予告編を見てちょっと複雑な気持ちになる。矢沢さんは60歳で現役!

少しネガティブな感想も記しておきたい。映画の評価というよりは、
あくまでも個人的好みに関して。

私自身が以前からあまり好きでない“Thriller”“Beat It”“Earth Song”の3曲。
これが見事に全部セットリストに入ってます(入ってて当たり前な曲ですが)。

“Beat It”は単純に曲が好みじゃないというだけで映像は楽しい、うん。
「クレーンにマイケル(Cherry Pickerって言うんですね)が帰ってきた」というオルテガの
言葉にジンとくる。

“Thriller”は3D版の映像(これ、コンサートでは観客がメガネをかけて
飛び出す映像を楽しむという事だったんでしょうね)のメイキングが面白いし、
そこから“Threatened”への流れもカッチョいいし、飽きない。

“Earth Song”は、Michael が皆に伝えたいと言い続けていたメッセージそのもので、
特に今回のコンサートの大きな目的の一つだとオルテガも語ってます。
これがっ!苦手なんですよ私は。曲自体が苦手なんですね、きっと。
こういうメッセージ性のある歌は、逆にサラッとクールなメロディの方が
個人的には好きですね。歌い上げられしまうと冷めてしまう自分を感じる。
やっぱりあまのじゃくなんやねー私は。

キャタピラがせまってくるという演出もうーん、あまり好みじゃないし。
ヒストリーツアーでも、兵士がかまえる銃口をMichaelがそっと下ろし
少女が花を差し出すという演出がありましたが、それと同じ苦手感があります。
好き嫌いは別として、こういう真っ直ぐな方法を見ていると、
Michael Jacksonって人はひねくれたところのない純粋な人なんやろなぁと思いますね。
いずれにしろ非常に影響力のある人がメッセージを発するという事自体は、
素晴らしい事だと思います。

という訳で、その次にくる“Billie Jean”はホッとすると同時に単純に音楽そのものが
楽しめてウキウキする。リハの段階でまだまだ未完成なビリージーンでしたが、
新しいダンスも含めて何回観ても心おどる。

“Man In The Mirror”みたいにただ歌ってくれるだけで、メッセージは充分伝わる。
私はそう思うんやけどな。 “Stand up and lift your self, now!”“Make that change.”

そして、映画館で「ムーンウォーカー」観て気が付いたのが、この映画のオープニングと
「THIS IS IT」のラストが同じ!だという事。

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監督:ジェリー・クレイマー/コリン・シルヴァース
製作総指揮・原案:マイケル・ジャクソン
(1988年 アメリカ)
【ストーリー】
大スター、マイケル・ジャクソン(マイケル・ジャクソン)には、誰にも知られていない秘密があった。
歌やダンスで世界中を魅了するマイケルは仮の姿、本当のマイケルは愛の守護神コスモから
遣わされた使者、ムーンウォーカーだったのだ。ある日、子どもたちとピクニックに出掛けた
マイケルは、偶然にも子どもを狙う悪の組織の存在を知り…。(シネマトゥデイより転記しました)

この冒頭のコンサート部分は、劇場で観るとやっぱりいいですね。DVDとは違う臨場感がある。
観客とMJの熱さが伝わり、“Man In The Mirror”が心に深くしみます。
「THIS IS IT」はあくまでも“リハ”なんやとあらためて感じさせられる。
本番に勝るものなしですね、やっぱり。

物語に入るまで、ショートフィルムこんなに入ってたっけ?というくらいMJ漬けで
やっぱりこれはファン向きの作品ですね。映画としてのB級感は否めない。
窮地に立たされたMichaelが「考えがある」と言う場面で、「どーせろくな考えじゃないやん!」と
いつも心の中で突っ込む私がいます。(^-^;A

「THE WIZ」では才能をかなり発揮していたMichael なので、これ以降Michael Jackson という
存在とかけ離れた全く新しい役での映画作品がなかった事は残念。

それでもこの時代のMJをみると、色々と感慨深いものがありました。
ここはひとつ、私もラッキースターにお願いしてみようか〜などと一瞬思ってしまう。
そしてラストの“Ladysmith Black Mambazo”の歌にはしみじみとさせられる。

なんばパークスシネマにて鑑賞。 

(おまけ)
「THIS IS IT」の“Smooth Criminal”用につくられた映像。この中で使用されていた
映画はいくつかありますが、その中でわかっているものだけ上げておきます。
フィルム・ノワールに詳しくないので、映像を見ただけではよくわかりませんでした。
クレジットから拾ったこれらの他にも、いくつかの作品が使われていたようです。

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追記:
今日は、うちの相方と2回目のIMAXシアターを体験してきました。
G列と前の方だったせいか、前回よりも更にスクリーンの大きさと画質のクリアさに感動。
ただ、初めてこの映画を観る場合だとこの席でも字幕が端すぎて見づらいかもしれません。
それと、高画質で録られているシーンはむちゃくちゃ綺麗なんですが、
元々の画質が悪い映像等は逆にピンボケに見えてしまい、
その差が激しく感じられます。
今までよくわからなかった一人一人の表情まではっきりわかって、霧が晴れた感じ。
あの日本人ダンサー、ケント・モリさんがオーデションシーンに2回映ってるのも
今回はバッチリわかりました。

“Smooth Criminal”で映し出される予定やった映像のラストなんかは、
3Dメガネをかけてなくてもガラスの破片が本当に飛んできそうな迫力でした。
上映前に「クリスマスキャロル」の予告編を観ましたが、このシアターでメガネ着用の
3D映像みたらすごく楽しそうです。

「THIS IS IT」は所詮リハですから、全く完成形ではないわけで。
MJの仕事に対する真摯な姿勢、そのチャレンジ精神、プロデューサーとしての心配り、
ダンスの練習シーン等、リハならではの楽しい映像が盛りだくさんで楽しいんですが、
やっぱり本当のライヴ映像をこのIMAXシアターで見てみたいです。
ブカレストライヴの上映、今なら結構それなりに集客できる気がするんですが。
大画面で楽しみたいなぁとつくづく思います。

109シネマズ箕面にて鑑賞
 

テーマ:マイケル・ジャクソン - ジャンル:音楽

ジェイン・オースティン 秘められた恋
ビカミング・ジェイン・オースティンビカミング・ジェイン・オースティン
(2009/02/26)
ジョン・スペンス

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↑2003年に発表されたこの本が原作なそうな。

監督:ジュリアン・ジャロルド
(2007年 イギリス)
英題:BECOMING JANE

【ストーリー】
1795年、イギリス。オースティン家の次女ジェイン(アン・ハサウェイ)は、
裕福で家柄のいい相手との結婚を望む両親に迫られ、
地元の名士レディ・グリシャム(マギー・スミス)の甥(おい)との結婚をしぶしぶ検討。
しかしそんな中、ジェインはロンドンで法律を学ぶ知的なアイルランド人青年
トム(ジェームズ・マカヴォイ)と出会う。

「礼節の境界線は激しく脅かされた」

上映1時間前に行ったんですが、前から2列目の席。レディスデイに加えて
オースティンものはやはり女性に人気がありそう。マカヴォイくんも出てるしね。

アン・ハサウェイ!いいんじゃないでしょうか。イギリス人であろうとなかろうと関係ない。
好奇心のかたまりのような大きな瞳がキラキラと輝いて、とても魅力的な
ジェイン・オースティンになっていました。
「アメリカ人のアニーがオースティンを演じることをどう思うかと何度も聞かれたけど、
スコットランド人の僕がアイルランド人のトムを演じるのと同じだと思っている。」
とジェームズ・マカヴォイ。

観に行く前にげんなりしたのは「秘められた恋」って邦題。ベタすぎてダサいですよね。
もうちょっとなんとかならなかったんでしょうかねぇ。(^-^;A

「ジェイン・オースティンの手紙」に出てきたトム・ルフロイに関する記述は確かに印象的でした。
ジェインが特定の男性について語っている!と、はっきりとは書いていないことまで
まさに行間を読む様に理解できないものか、何度も目を通したのを覚えています。

ジェイン・オースティンの手紙 (岩波文庫)ジェイン・オースティンの手紙 (岩波文庫)
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ジェイン オースティン

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ある期間のジェインの手紙は処分され全く世に出ていないようで
真実はもちろんわかりません。
おそらく、映画で描かれているほどのロマンスではなかったんだろうと
私は想像していたのですが、真実なんてどうでもいいかなとも思います。

高慢と偏見 上   ちくま文庫 お 42-1高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1
(2003/08)
ジェイン オースティン

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こんな風に、自身のロマンスによって「高慢と偏見」が誕生したのだとしたら素敵ですね。
劇中で、当時の女流作家アン・ラドクリフを訪ねるシーンは印象的です。
自分の将来や生き方に不安を感じつつも先輩に教えを請うジェインと、
それにこたえるラドクリフ夫人。これまでの人生で色々なことがあったんだろうなと
感じさせるヘレン・マックロリーさんのさりげない演技が、なんだかジワーッとしみます。

イギリス製作の映画はやはり俳優陣が魅力的。
イアン・リチャードソン、ジュリー・ウォルターズ、ジェームズ・クロムウェル、
そしてジェインの姉カッサンドラ役のアンナ・マックスウェル・マーティンさんは
とてもしっとりとした魅力がありました。
またジョー・アンダーソンが演じた事によって、ジェインの兄ヘンリーが
私の想像以上に男前なキャラクターになっていたことも嬉しかった。

そして、数々の衣装の素敵なこと!映画「プライドと偏見」で田舎者のエリザベス達は
当時の最先端のドレスは着ていませんでしたが、今作のジェイン・オースティンは
ハイウエスト気味の比較的シンプルなドレスをちゃんと着ています。
普段着からナイトウエアまで、ほんと可愛いよー。
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観終わった後、少々物足りなさを感じたのですが。うーん、綺麗にまとまりすぎてたのかなぁ。
自分の頭の中にあるジェイン像とちょっとかけ離れてたのは、別物と割り切ってたので
あまり関係ないと思うんですけど。何かが足りない。。。。
この時代背景やオースティンが好きな人には、少なくとも観ている間はすごく楽しい
映画だと思います。個人的にはあまり余韻が残らない作品で、ちょっと残念でしたが。

それにしても、2007年の作品が2年も遅れて公開されたのは何故なんでしょうね。
数々の小気味いい作品を配給していたワイズポリシーが今年倒産していたという
事実を、最近知りました。

テアトル梅田にて鑑賞。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

パリ・オペラ座のすべて
監督: フレデリック・ワイズマン
(2009年 フランス)
上映時間:2時間40分

公式サイト:http://www.paris-opera.jp/

【この映画について】
300年以上にわたりフランス文化の中心とされてきたパリ・オペラ座の裏側に密着した
ドキュメンタリー。
17世紀、ルイ14世によって創設されたパリ・オペラ座バレエ団の現在の姿に、
アメリカを代表するドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督がカメラを向ける。

エトワール達の美しい姿は今でも目に焼きついている。

今にも怪人が現れそうなパリ・オペラ座の内部。
魚まで泳ぎ、ファントムが潜む地下洞窟があってもおかしくない様な
このおどろおどろしい雰囲気、たまりませんなぁ。

今年5月に定年のためパリ・オペラ座を引退したマニュエル・ルグリの特集
(その際ルグリの「ドン・キホーテ」全幕も同時放送)を、
先日BShiで観たばかりだったので待ち遠しかったこの映画。

映画はバーレッスンのシーンから始まる。
モダンな振付のリハーサルシーンのすぐ後に、クラシックな演目(くるみ割り人形)の
リハーサル風景をもってくるところなどは、淡々とした映像の中でみているこちら側を
飽きさせないための配慮なのだろうか。

ベテランコーチ陣の間にも意見の相違はもちろんあって、
それぞれの好みと美意識をぶつけ合う様子は面白い。
バレエ教師「そう、そこは酔った感じで〜」
振付家「なんで酔わせる?」
バレエ教師「酔った感じがいいのよ」等、笑ってしまう。
ちなみに言い合ってるこの二人は夫婦です。(笑)

個人的に好きだったのは、「メディアの夢」と「ジェニュス」のダンス。
特に「ジェニュス」の男性のソロパートは、目が釘付けになった。
これは単に踊りだけではなく、照明や舞台映像等とも一体となった
タイプの演目の様です。

出演者が奇声を発するシーンが印象的な「ベルナルダの家」という演目は、
ちょい前衛的とうか演劇的でちょっとついていかれへんかったなー。
これが30年も前の作品という事にびっくり。

そういえば、週1回のコンテンポラリーのクラスは若いダンサーの出席率が悪いと
芸術監督のブリジット・ルフェーヴルが会議で言っていた。新しいダンスには
若いダンサーの方が積極的という印象がありがちやけど、そうでもないのねん。

オペラ座には様々な仕事があるわけで、その中でも私が一番やってみたいのは
やっぱり舞台衣装を作る仕事。キラキラのビーズやストーンをひとつひとつ衣装に
縫い付けて作り上げていく様子にニヤニヤしてしまう。
他にも、染色?か何かに勤しんでいる人も。やはりファブリックを扱う仕事には
興味がわく。ただ裏側はあくまでもサラッと映し出されているだけ。

「メディアの夢」主演のデルフィーヌ・ムッサンをはじめ、エトワール達が
自分の役をつかもうとしている姿はやはり感動的だ。
下世話な事を言うと、ストレッチしてるときのプリップリのおしりにもみとれる〜。

ブリジットからは、2007年に亡くなったモーリス・ベジャールの葬儀の様子も
少し語られていた。

テアトル梅田にて鑑賞。

そういえば少し前に西九条のシネ・ヌーヴォさんでワイズマン特集やってた様な気がする。
違ったかな?最近、映画館情報がかなり甘くなっている私です。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

マイケル・ジャクソン THIS IS IT 3・4回目
マイケル・ジャクソン THIS IS IT 「1回目」「2回目」鑑賞時には
書ききれなかった感想をまたまた。みる度に発見、感動がある。
今回も基本ネタバレになっておりまする。

「ファンの望みは日常を忘れること。未知の領域に連れていこう」
(Michael からツアーメンバーへの言葉)

T.I..I..3度目の鑑賞(昨日)では、初めてアイマックス(IMAX)シアターを経験しました。
しくみとか全くわからないんですけど、「高品質映像と理想的にコントロールされた
クリアなサウンド」が売りのデジタルシアターです。
全国でも神奈川、埼玉、大阪府の3箇所にだけ存在するみたいです。
大阪ではちょい郊外の箕面市という所にあります。

これがっ!実にいい音やったぁ〜!
この音響ならチケット1枚2千円でも、まぁ仕方ないかな。
映像の方の違いは正直、さほどよくわかりませんでした。
けど、巨大スクリーン+臨場感あふれる音で奥行きと迫力がすごいですね。
最終上映日(27日)までに、IMAXでもう一度みようと決めました。
少々遠いのが惜しいっ。

今日は、なんばパークスシネマでの鑑賞。
IMAXとは比較できませんが(価格も違うし)、これはこれで十分いい映画館だと思います。
ちょっとスクリーン小さめやったかな。でも、梅田ピカデリーよりはずっと好き。
次は梅田ブルク7を試してみたいと思います。

映画「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」などでも感じたドキドキ感。
ダンサーのオーデションシーンにはいつもときめく。なんでだろうか。
情熱や信念などといった美しい精神と、お互いに競い合うピリピリとした感情、
そんなものが渦巻いているからかもしれない。
それにしても真剣な眼差しでダンサーを選ぶM.J.は、なんかめちゃくちゃかっこいいゾッ!

そうやった! ステージ上でかっこいいのは当たり前やけど、それ以外の素の部分で
かっこよく指示を出すM.J.の姿を見るという機会はそうそうないんやったねー。
そういう意味でも、貴重な映像と言える。

映画の中で「僕がキューを出すよ」という言葉、いったい何回でてきたかな。
“Beat It”ではM.J.があきらかに合図してるのが素人の私でもわかったんやけど
「どこで終わるの?」なんてバンドの人に聞かれてましたね。フフッ。

いつの時代にも挑戦。それがM.J.のスタンスやけど、今回のツアーでも
全てが今まで以上にグレードアップしたものに設定されていたのがわかる。
シルエットで見せるダンス。今回の“Smooth Criminal”では
ニューヨークの摩天楼ごしにシルエットが浮かぶという設定ですごい。
ここでも、Michael は自分でキューを出すという。
たとえ映像が見えなくても感じることができると言うのだ。“I'll feel that”
ハハーッ(←ひれ伏したました、私)

衣装も、桁外れなものになりそうだったみたいです。
衣装のザルディさんいわく、スワロフスキー社やオランダの科学者(やったっけ?)に
協力してもらって、斬新なものをつくりあげていると。
“Billie Jean”では電飾(?)を使った衣装で、着るときにサングラスが要る程
まばゆいものになるという話も語られていた。
今年のトレンド、パワーショルダーもてんこ盛りみたいです。
そういえば、リハーサルでもパワーショルダーのジャケット着てましたねー。
Michael がリハーサルで着ている服も、それはそれで十分すごいんですけど。。。!
あの金パンはいったい衣装なのか、私服なのか!? 
スエットパンツ(これもエド・ハーディのかな?)をはいて、ここまでオーラの
ある人もめずらしい。

忘れてしまいそうになるけれど、これはあくまでもリハーサルなんやった。
リハやからこそ、いったい本番はどんなコンサートになっていたんやろうという
想像力がかきたてられ、ますますその魅力にはまっていくのかもしれない。
「Michael が伝えたかったもの、それを映像にしたかった」という
ケニー・オルテガに感謝したい。
この映画、のちのちにまで語り継がれる歴史的な作品と言える気がする。

この後何回観にいくか自分でも全く予測できないんで、T.I.I..関連の記事は一応終了かな。
これ以上あげると、かなりくどい気もするし。
あっ、でもM.J.ファンじゃない人たちが、この映画によってファン化しているという
情報をちょくちょく目にするんですけど。そうやったら、嬉しいことですね。

優れたものに触れる機会があって、そこから世界が開けるなんて、たとえ人ごとでも
考えただけでワクワクする。M.J.は奥が深いから、はまると楽しいYO〜♪
 

テーマ:マイケル・ジャクソン - ジャンル:音楽

アンナと過ごした4日間 / アニエスの浜辺
なんだか一気に冬が来たみたいですね。うーっ、さむさむっ。
あまりの寒さに、今日は衣替えをしました。冬服を収めるべき場所に全部入れて、スッキリ!
充実した一日でした。でも考えてみたら、今日は試験勉強全くしてない。。。。
よしっ、夜中にやるゾッ!

土曜日は、映画を2本観るという荒技を使ってしまいました。
同じ映画なら連続してもいいんですけど、
テイストの違う映画を続けて観るのはやっぱり無理がありますね。


「アンナと過ごした4日間」
監督・脚本・製作:イエジー・スコリモフスキー
(2008年 ポーランド/フランス)

【ストーリー】
病院の火葬場で働きながら、年老いた祖母と二人で暮らすレオン(アルトゥール・ステランコ)。
彼の楽しみは、近くの看護師寮に住むアンナ(キンガ・プレイス)の部屋を毎晩のぞき見ることだった。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)

映像から伝わってくる冷たく湿った空気感にゾクゾクする。

なんでしょうね、この感じ。迫力という言葉とはちょっと違う様な、“すさまじい”雰囲気。
あー、自分のボキャ貧が哀しい。
とにかく、ゾッとさせるんです。そして知らない間に引き込まれている自分がいる。
生理的には見たくないけど、見られずにはいられない感じでしょうか。

冒頭から怪しすぎるレオンの行動。狂気をおびたその表情に一瞬凍りつく。
音の使い方も怖いよー。

けれども、物語が進むにつれだんだんとその印象は変化していきます。
これは、観る側が単に物語をなぞっていく様な作品ではないんだなぁという事が
わかってくるんですね。

時系列の複雑さと、これは夢なのかと思わせる様な演出等、
最後までなかなか一筋縄ではいかないところにも惹きつけられる。
グロテスクにも美しくも、強烈な印象の映像が目に焼きついた映画だった。


「アニエスの浜辺」

監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
(2008年 フランス)

【この映画について】
『5時から7時までのクレオ』『冬の旅』などで知られるフランスの女性監督、
アニエス・ヴァルダが自らの過去をつづり、本国で大ヒットしたドキュメンタリー。

なんてチャーミングな80才だろう、あぁ、可愛らしいぃ、などと思ってるうちに
夢の世界へ〜。連日の寝不足と「アンナと過ごした4日間」を観た疲労感で
すっかり意識を失ってしまいました。
そんなわけでまともな感想も言えるわけもなく、本日2作品一緒のUPとなった
わけでございます。すみません。

ただ、「幸福」に出てくるあの美しい家族は実生活でも本当の家族だったのねぇ〜、とか
おっ「冬の旅(さすらう女)」やん! とか、映画と結びついたエピソードや
ドゥミ関連の映像にはちゃっかりくらいついてました。と思います。(^-^;A
まっ、見逃した部分があったかどうかさえ不明ですが。ハハッ。

それでも、ドゥミを失った悲しみがストレートに伝わってきてせつなかった。
それぞれの時代背景と共に様々なエピソードが語られていて、
不思議な懐かしさと共に、好奇心をあおられる作品だった(じゃ、なぜ寝た?わたし!)。

ジャック・ドゥミ作品「ロシュフォールの恋人たち」から25年後に、
この映画の生誕25年を祝って開かれたイベント(カトリーヌ・ドヌーブや
ミッシェル・ルグランも訪れたらしい)、これをアニエスが映像化した
「25年目のロシュフォールの恋人たち」。
これ、やっぱり観たいです。今のところみる方法を思いつきませんが。(^-^;A
フランスでは再発されたコレクターズエディションに入っているという事です。

上記2作品とも、第七藝術劇場にて鑑賞。
 

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

マイケル・ジャクソン THIS IS IT 2回目
記録的な大ヒットとなっている“THIS IS IT”の上映が、配給元と交渉の結果
一部の映画館では延期されることになったらしいです。
よかった! これで、少し気持ちの余裕ができたー。今週はもう一回だけにしておこう。

というのも私ごとですが、15日に簿記検定と秘書検定を受けるので。
そろそろほんまに勉強しないとヒジョーにまずいと思っています。あーっ、気持ちだけはアセるっ。

こんな時に限って、他にもみたい映画が多いというはよくある話ですね。
ヨーロッパ映画祭関連で、大阪西九条のシネ・ヌーヴォでは「オランダ映画特集」が
開催されています。最近のオランダ映画で一番有名なのは『ブラックブック』でしょうか。
なんだかとても気になる作品が一杯で、どれを見に行くか頭が整理できていません。アァ。
http://www.cinenouveau.com/cinemalib2009/Netherlands/Netherlands.html

十三の第七藝術劇場では『アニエスの浜辺』や『アンナと過ごした4日間』が上映中。
これは、もう昨日一気に鑑賞してきました。
本当は2本別々に観たかったけど。。。。背に腹はかえられず。

他の上映中作品で『パリ・オペラ座のすべて』は絶対に見逃せないし、
7日からは『ジェイン・オースティン 秘められた恋』やM.J.の『ムーンウォーカー』も上映予定。
さらには、10日は劇団四季の「ウィキッド」がある。
なんで、こんな日付で四季のチケット取ったのか、自分でもわけわからない。。。。バカッ

いい加減、本題にまいります。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT の感想その1はこちら

「(今)君が輝くときだ。(僕が)一緒にいるから」(ギタリスト、オリアンティに対して)

2009年3月から6月にかけて行われたM.J.のロンドン公演のためのリハーサル映像と
コンサートで使用されるはずだった映像を元に作られた映画。ファンが見る事ができる
一番最近のM.J.の姿であるともいえる。

そうそう、今回基本ネタバレなので、まだみていない方はスルーしてください。

リハなんで当然やけど、この力の抜けた感。そしてそのかっこよさ。
たとえば、踊りひとつにしても才能あるすぐれたプロダンサーたちとはまた違う輝きがある。
もちろんダンサーたちも素晴らしいんですが、M.J.の場合は、永年蓄積された
歴史の様に刻まれたものが垣間見える瞬間があって、それがこちらを感動させる。

アルバム“Invincible”に収められている曲は映像としてちょこっとしか残ってないので、
今回の映像で“Speechless”が聴けたのがうれしかった。
また、“Thriller”の最後で使われていた“Threatened”もめちゃくちゃカッコいい。

今日のツボは、M.J.のヴォイスパーカッションでしょうか。痺れました。
えっーと、“Billie Jean”の時やったっけ。間奏のベースラインのところ。
2回観てもひとつ把握できてない私は、どうにかしないといけないと思いますっ。

今日は、午前中に受けたバレエレッスンがものすごくハードで疲労困憊。
その上ランチをたらふく食べて眠気におそわれ「もしかして上映中寝るかも」
なんて友達に言ってた私は浅はかでした。引き込まれてそれどころじゃない。
ますます、次回の鑑賞が楽しみになってきた。

次回も、また感想あげる予定にしてます。

梅田TOHOにて鑑賞。
 

テーマ:マイケル・ジャクソン - ジャンル:音楽