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| プロフィール |
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Author:Yururi
せっかちな関西人。 TBだけでも大歓迎です!
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| スタンドアップ |
【物語のはじまり】 夫の暴力から逃れ、故郷に帰ってきたジャージーは、女性鉱山労働者として働くことに。 凄まじいセクシャル・ハラスメントを受けた主人公は、差別だらけの男性社会に立ち向かって行く。
泣けました。。。幼稚なオトコ社会(アメリカの田舎町1989年)が舞台なので、 腹立たしいことこのうえないんですが、結局は家族、友人、人間愛の話です。 最初に「この話は実話に基づいている」と流れるのでよけい力入ってしまったんですが、 良識のある人が観れば、主人公達を応援したくなる作品です。
シャーリーズ・セロンって、薄幸な役が似合うと今迄思っていましたが、 今回は、ただ運命に翻弄される弱い女ではなく、弱い部分も見せながら 必要にせまられて強くなっていく感じがよく出ててよかったと思います。
それに、周りの俳優陣もよかったです。フランシス・マクドーマンドが 出てる事によって、シリアスなテーマに追い詰められず、余裕が出てきて、 観ている側を楽にさせてくれました。
愛情表現もできないジャージーの父親が、組合の会合で行う演説や、 ジャージーが自分の息子に対する気持ちを彼自身に正直に話す場面等、 感動するシーンもいろいろあり、さてがんばるかぁという気分になる映画です。
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| ホリデイ |
 | 監督 ナンシー・マイヤーズ (2006年/アメリカ)
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梅田ブルク7で観てきました。
【物語のはじまり】 ビバリーヒルズに住む映画予告編製作会社社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、 ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。 クリスマス直前、それぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して “ホーム・エクスチェンジ”をすることに。。。
やー、予想通りのラブコメディで、楽しかったです。 この映画で主要な人物を演じた4人は、各々好感度が上がりそうな役所でした。 特に、ケイト・ウィンスレット! 実は、あまり好きじゃなかったんですよ、 なんか野太くてごっつい感じが。。。 でもこの役では、育ちはよさそうやけど今ひつと垢抜けてない感じの持ち味が出てて、 なかなか好感もてました。
ジュード・ロウはめずらしく、怪しいところのないフツーにいいヤツの役で、 女性ファンが増えたのではないでしょうか。初めてかっこいいと思いました。
キャミーに関しては、もう言うことないですね。本領発揮で安心して観られます。 ファッションも可愛かった(特に部屋着)し、目の保養にも。 J.ロウとキャミーのじゃれあうシーンが、ちょっと長くて退屈しましたが。。。
ジャック・ブラックは、J.キューザック主演の音楽オタク映画「ハイ・フィデリティ」 (またの機会に書くことにします)から好きな俳優の一人です。 「スクール・オブ・ロック」みたいにキャラを前面に押し出した主役の時よりも、 この役みたいにちょっと控えめな感じで出ている方がいいんですが、 正直、ちょっとヒネリが欲しかったですね。勿体無い気がしました。
他にも、かわいい犬、かわいい子供、そして効果的な有名人のカメオ出演と、 ここまでやったらどう考えても、おもしろくてあたり前な感じの映画です。
リアリティを求める対象の映画ではないので、こんな事ありえない! などと考えてはいけません。 リラックスして観て、笑って楽しんだ人が勝ちです。あ〜おもしろかった!
ナンシー・マイヤーズ監督「恋愛適齢期」は前から気になっていたのですが、 今回この映画が楽しかったので、ぜひ観よう!と思いました。
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| ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 |
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監督 ジェームズ・マンゴールド (2005年/アメリカ)
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【物語のはじまり】 幼い頃、ジョニー(ホアキン・フェニックス)の心のよりどころは ラジオから流れてくる音楽だった。 成長したジョニーはレコード会社で飛び込みのオーディションを受け、合格する。 小さい頃からラジオでその声を聴いていた、憧れの歌手ジューン・カーター (リース・ウィザースプーン)と演奏ツアーで一緒になったジョニー。。。
実在した1950年代アメリカのスター、ジョニー・キャッシュの生涯を描いた作品です。 とはいっても正直、ジョニー・キャッシュを存じ上げませんでした。 ホアキン・フェニックスが、トラウマを抱えて生きている繊細な主人公にピッタリ。 ちょっと歌が上手くないんですけど、エンディングで流れている曲が本物の ジョニーとジューンの歌声という事なので、それと比べると決して下手ではないし、 感じはでてたと思います。 リース・ウィザースプーンは歌が上手いし、こうゆうしっとりとした母性的な役も 素敵ですね(コメディの印象が強いので)。
※ここらかネタバレ含みます。
この映画でググッとこみあげてきた所は、ジューンの両親がジョニーを立ち直らせようと、 静かに彼を守る所です。 (ジョニーの家から去ろうとするジューンに、ジューンの母親が言う言葉もよかった。)
※ここまで。
自分の弱さからどこかで道を過ってしまった人が、立ち直れるかどうかは、 やはりその人の周りに愛があるかどうかなのかしらんと妙に感動してしまいました。 実際、自分が人を許して手を差し伸べる事が出来るかどうかは難しいですが。 ジューンとジョニーの家庭環境の違いを感じました。 主人公二人のラブストーリーというより、家族の愛の映画ですね。
同監督の「17歳のカルテ」(1999年制作)もお勧めです。 17歳のカルテ コレクターズ・エディション / ウィノナ・ライダー .アンジェリーナ・ジョリー.ジャレッド・レト
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| かもめ食堂 ★ |
 | 監督 荻上直子 (2005年/日本)
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去年、梅田ガーデンシネマで観たこの作品、DVD発売されてます。
【物語のはじまり】 ヘルシンキ(フィンランド)に「かめも食堂」をオープンしたサチエ(小林聡美)。 最初の客、アニメが好きな日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)に ガッチャマンの歌詞を聞かれたサチエは、 偶然本屋で見かけたミドリ(片桐はいり)に問いかけ。。。
劇場で観た時に、あ〜好きな映画だな、と思いました。 普段日本の映画はあまり観ないんですけど、 なんとなく「好きかも」と思って観たら当たっててうれしかった。 フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が好きで (時々、あまりのタッチの暗さにうんざりする時もありますが)、 彼の映画でおなじみのマルック・ペルトラが出ていたのがうれしかった。 この映画にでてくる食べ物がおいしそうで、それだけでもうれしかった。 サチエが合気道の精神を知っているのもうれしかった。 フィンランドの森、かもめ、いろいろなものがうれしかった。 と、あくまで個人的にうれしい要素がいっぱいで楽しくてニヤニヤした映画でした。
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| マレーナ |
 | 監督 ジュゼッペ・トルナトーレ (2000年 イタリア/アメリカ)
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【物語のはじまり】 1940年のシチリア島。12歳の少年レナート(ジュゼッペ・スルファーロ)は その日初めて、村一番の美しい女性マレーナ(モニカ・ベルッチ)を見た。 マレーナは結婚したばかりだったが、夫は早くも戦線に送られてしまい、 一人でひっそりと暮らしていた。 そんな彼女に恋心をつのらせていくレナート。。。
ヒロインの悲惨な話が、少年の目を通して語られることで少し緩和されています。 が、あの時代、あの保守的な田舎での話とはいえ、彼女はもう少し 自分の人生を切り開く事が出来なかったのかと、はがゆく思ってしまいました。 その割にはラストのあたりでは、非常に根太い部分を見せつけられるし、 マレーナの人間性が今ひとつわからんかった(美しさは十分わかりましたけど)。
※ここらかネタバレ含みます。
村の人々のあまりにも悪意と偏見に満ちた様子と、 直接マレーナとコミュニケーションを取って救いの手を差し伸べる事をしないレナートに、 彼女が村を去ってしまうあたりまではこの映画に共感できず、少し苛立ってました。 が、それで終わるはずがない。この後のお話があるから ジュゼッペ・トルナトーレ監督なんですね。 終わりまで観てよければよし、という感じです。
※ここまで。
モニカ・ベルッチ主演「ダニエラという女」は観逃したんですよ。 十三の第七藝術劇場で上映してたのがあっという間に終わってしまって。。 しかたないのでDVDで観るかぁ。
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| ズーランダー |
 | 監督 ベン・スティラー (2001年/アメリカ)
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「メリンダとメリンダ」に出ていたウィル・フェレルがよかったので、 「ズーランダー」(2001年/アメリカ)を改めて観ました。
【物語のはじまり】 デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)は、最優秀男性モデル賞を3年連続受賞。 ところがライバルの新人スーパーモデル・ハンセル(オーウェン・ウィルソン)に 4年連続受賞を阻まれる。 落ち込んだ彼はモデルを引退し田舎に帰るが。。。
有名なおバカコメディ映画ですが、久しぶりに観ると、オーウェン・ウィルソンがいいですね! 再発見です(オーウェン・ウィルソンファンの人には、何を今頃と言われそうですが)。 ベン・スティラーも好きなんですけど、そのいかにも! という演技は たま〜に鼻につく時もあるんですよね。オーウェンはフツーにしている様に見えて、 何かしらおかしい。これはなかなか難しい事ではないかしらん。
また、この映画でのウィル・フェレルはちゃんと役目をはたしているんですけど こういう強烈なキャラの役より真面目でちょっとおかしな役の方が、私的には好きでした。 次は、ラジー賞で最低脚本賞を撮ったらしい(笑)「奥様は魔女」を観てみたいと思います。
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| プラダを着た悪魔 |
 | 監督 デヴィッド・フランケル (2006年/アメリカ)
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去年、梅田ブルク7で観たこの作品のDVDが発売されました。
【物語のはじまり】 ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディ(アン・ハサウェイ)は、 一流ファッション誌ランウェイの編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の アシスタントという仕事を手に入れる。 しかし、それはプライベートなどない悪夢の様な日々の始まりだった。。。
KT Tunstall の「Suddenly I See」のオープニングで、なぜかノリノリな気分になってしまう映画。 どうってことないんですけど、楽しく観れます。ファッション好きならなおのこと。 アン・ハサウェイが段々と垢抜けていくんですけど、自分のものにしてないというか、 すっごくおしゃれなファッションに身を包んでもどこかコンサバディブな感じが 抜けてないんですね。それが妙にインテリジェントな役にはまってました。 その映画が好きか嫌いかというポイントに、 一人でも好きな(叉は興味深い)登場人物がいるかという事があるんですが、 この映画の中では先輩アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)が可愛くって、 また、彼女のおかげでこの映画がコメディとして成立してたと思います。
この映画では、あんまり主人公の人間性とか掘り下げる必要もないと思うので、 後半、アン・ハサウェイのパリでのロマンスとかはいらんかなぁとか思いますが、 全体的には音楽と相まって楽しい映画でした。
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| オー・ブラザー! |
 | 監督ジョエル・コーエン、製作イーサン・コーエン (2000年/アメリカ)
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【物語のはじまり】 1930年代のミシシッピー州。3人の囚人たち、エヴェレット(ジョージ・クルーニー)と ピート(ジョン・タトゥーロ)とデルマー(ティム・ブレイク・ネルソン)は、 昔エヴェレットが隠し置いた現金120万ドルを目指して脱獄するが。。。
「古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を基にした」とありますが、 教養がないもんで、そのへんの知識は全くありません。 しか〜し、そんな事は関係なく面白い!
最初の方に線路で出逢った盲目のおじいさんの予言を聞いて、 ハンフリー・ボガート主演の「俺たちは天使じゃない」の様な展開になるのかと 一瞬思いましたが、やはりちょっと違ってて。。。
その後、十字路でギター弾きの黒人青年トミーを拾うのですが、 彼いわく「悪魔に魂を売り渡してきた」と。 これは、1930年代に活躍したミシシッピ州出身のミュージシャン、ロバート・ジョンソンの 「十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにテクニックを身につけた」という伝説の引用です。 そんなん知らんから、なんのこっちゃと思いましたが。 そして、その後の囚人3人とトミーの演奏。うーん、いいです。鳥肌たちました。 ジョージ・クルーニーの歌は吹替えらしいと、どこかで見ましたが。
※ここらかネタバレ含みます。
KKK(Ku Klux Klan アメリカの白人至上主義団体)とおぼしき人達に対する反撃が 面白くてちょっとスッキリ(本当はもっとコテンパンにやってほしいけど、 そうなると映画の主旨が違ってくるし)。
※ここまで。
この映画の事を「コーエン兄弟の作品としては全くひねりがなくがっかり」等と 言う人がいますが、なんのなんの、素直に見て面白くて楽しくてほんわかする所もある 上質のコメディではないですか! 今まで見たコーエン兄弟の作品の中で一番好きです。
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| オネーギンの恋文 |
 | 監督 マーサ・ファインズ (1999年/イギリス)
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【物語のはじまり】 1820年代のペテルブルグ。貴族のオネーギン(レイフ・ファインズ)は 伯父の地所を継ぎ田舎で暮らし始める。青年地主レンスキーと その婚約者オリガ、オリガの姉タチアナ(リヴ・タイラー)達と知り合い、 やがてタチアナはオネーギンに惹かれていく。
ロシアの文豪A・プーシキンの名作の映画化
当時の貴族社会のいでたちのせいか、主役がレイフ・ファインズという事に なかなか気がつきませんでした。 「シンドラーのリスト」や「イングリッシュ・ペイシェント」の時とはかなり イメージが違ってて。無気力な感じのキャラクターになりきってましたね。
この映画でのリブ・タイラーは清らかで美しいですね。 心の中に燃えたぎる様な情熱を持ちながらも貞淑である、そんなイメージにピッタリでした。 それに比べて人間と真剣に真正面から向き合えない、オネーギンの 現実から逃げているようなところが情けない! この映画で最後までオネーギンには感情移入できませんでしたが、 レイフ・ファインズは心の弱さをかいま見せるオネーギンを上手く演じていたと思います。
ロシアのお話なのに、全編英語というのはちょっと違和感ありましたが (映画「SAYURI」俳優陣の英語会話ほどの違和感ではないですが。)、 映像の美しさや、うるさい説明やセリフなどがない好感の持てるモノでした。 しかし、オネーギンが田舎を去ってからの心の葛藤などを想像する事のできる 映像がもう少し欲しかったと思います。
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| 女はみんな生きている |
【物語のはじまり】 平凡な主婦エレーヌ。夫ポールは自分の母親を疎ましく思い、恋人と同棲している エレーヌの息子ファブリスもまた、母親を疎んじている。 ある夜、ポールとエレーヌの車の前に、血まみれの女が助けを求めてやって来るが、 面倒に巻き込まれたくないポールはドアをロックしてしまう。。。
とにかく女性にお勧めの映画です! 始めのうちは、品性のない男性陣にイライラしても、 観終わった後はスッキリとした爽快感があります。 フランス映画は苦手で・・・などという方にも、娯楽色が強いので 楽しんで観てもらえると思います。
シリアスな題材を扱いながらも、コミカルな演出と主演のカトリーヌ・フロの 雰囲気で、決して重たい雰囲気にはなっていません。 (フロ主演の「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」のDVDは4月25日発売!) ポール役、ヴァンサン・ランドンのトホホぶりもよかったけどね。
そして、この映画に深みを出しているのがポールの母親役、リン・ルノーの 存在だと思います。彼女がいてこそラスト・シーンのじんわりした感動もあるのでは。
それにしても、ノエミが入った病院の看護婦達の対応が「どこに目を付けてんねん!」 と腹立つくらいアンポンタンでちょっと無理があったけど、まっ、いいか。
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| サン・ジャックへの道 ★ |

梅田シネリーブリで「サン・ジャックへの道」を観る。
【物語のはじまり】 母親の遺産を相続するため、仲の悪い中年の兄妹、ピエール、クララ、クロードの三人は キリスト教の聖地・スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の旅に出る羽目に。 旅の道連れには他にも各々の事情を抱えた人達がいた。。。
『女はみんな生きている』の女性監督コリーヌ・セロー最新作。 いやー、おもしろかったし、深呼吸したくなるような気持ちのいい映像、 いろんな意味でいい映画でした。
それにしてもこの人達のおしゃべりな事。まるで話すことが活力の源のようです。 長男のピエールなんかは、自分の事を棚に上げて 「誰も私を相手にしてくれない(話してくれない)」などとすねたりする。 しかし、黙っていてもわかり合えるなんて嘘だと思うし、 あったとしてもごく親しい間柄での事。 思っている事を口に出して言う国民性はいいですね。 (実際そんな人達に囲まれて生活するのは辛いものがあるかもしれませんが、 映画の中では相手の批判なんかでもひとひねりした言い方で、 ウィットに富んでいるというのでしょうか、辛口のユーモアも笑えます。)
旅が深まると共に、登場人物のひとり一人に愛着が湧いてきて、 映画を一層興味深いものにしてくれます。 特にアラブ系の少年ラムジィ君の無垢な存在。。。 旅に参加している若者4人共があまりにも純粋で悪気がなくて ありえない気もしますが、映画の中では気持ちよくすんなり受け入れられる存在でした。 そして、欠点だらけの大人、三兄弟達にも心の変化があらわれて。 人間を肯定しているあたたかい映画ですね。
世界遺産に登録されているサンティアゴ巡礼の道、行った事もないのに 何故かノルタルジィを感じる、そこにいるだけで涙が滲んできそうな風景が いたる所に写し出されていました。いつか行きたい。
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| マッチポイント ★ |
 | 監督 ウディ・アレン (2005年 イギリス)
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昨年、梅田ガーデンシネマで観たこの作品のDVDが発売中。
【物語のはじまり】 元プロテニスプレイヤーのアイルランド人クリスは、野心家で英国の上流階級に憧れている。 会員制テニスクラブのコーチとして働き始めたクリスは実業家の息子トムと親しくなり、 その妹クロエ気に入られ付き合い始める。しかし、クリスはトムの恋人で女優を目指す アメリカ人女性ノラの官能的な魅力にはまり込んでいた。。。
こわいですねぇ、恐ろしいですねぇ。スカーレット・ヨハンソンが最初に 出てきたシーンから、ハッと息をのむほど綺麗(というか官能的)で。 クリス(ジョナサン・リス・マイヤーズ)でなくても、どっぷりはまりそう。 ジョナサン・リス・マイヤーズは、野心あふれる卑しい美を持った役にピッタリで、 もちろんスカーレット・ヨハンソンなしでは、この映画は成立しない。 ストーリー自体はありがちなものですが、引き込まれて観てしまうのは、 この二人を含め、俳優達のすばらしさによるものだと思います。 (脇をかためるイギリス人俳優達もすごくよい!)
話の主人公がアイルランド人とアメリカ人で、イギリス人達はその輪の外で 自分達の人生を歩いているような気にさせたのは、ニューヨーカー、ウディ・アレンの 意図するものだったのかもしれないと思うのは考え過ぎでしょうか。
それにしても、休日を田舎の別荘でクロエの家族と過ごすクリスの携帯に ノラから執拗にかかる電話の呼び出し音。すごい耳障りな音なんですけど、 「ラブ・アクチュアリー」でデザイナーのサラに病気の弟から四六時中かかる 携帯電話の呼び出し音と同じ。他の映画でも時々登場人物の携帯電話の 呼び出し音が、この人をバカにしたようなメロディでした。 気になって調べたら、「教えて!goo」のページに答えがありました。 ノキアの「NOKIA Tune」らしいです。 下記から試聴もできます。映画の中では和音になってなくて、もっとイラッとくる トーンの音でしたが、これを聞く限りそれ程でもないです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2793621.html
映画のラストについては、なかなか意外性があってよかったとだけ言っておきます。 完成度の高いウディ・アレン作品だと思います。満足しました。
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| パリ、ジュテーム |

前にいただいてきた「パリジュテーム」のチラシ、かわいっくて一目惚れ! 今日、梅田ガーデンシネマで観てきました。 出逢いをテームにパリで起こる18本のドラマを綴った映画です。
いやーお楽しみ袋みたいで、観ごたえありました。 コーエン兄弟監督の作品(エリア:チュイルリー)、笑えました。 スティーブ・ブシェミがお約束のなさけないトホホな役で、 それだけでもニヤニヤしてしまう。
イサベル・コイシェ監督作品(エリア:バスティーユ)は他の作品が ごく日常的だったのに比べ、ドラマチックな展開だった。 印象的で哀しくもある。
諏訪敦彦監督作品(エリア:ヴィクトワール)は、カウボーイがキーワードなんですが、 ウィレム・デフォーがいいんです。存在感ありすぎ〜。
シルヴァン・ショメ監督作品(エリア:エッフェル塔)かわいい! 数々のアニメを撮っている方のようです。いかにもフランス人監督らしい、 「地下鉄のザジ」を思い出させる、どこか懐かしくて楽しい作品。
リチャード・ラグラヴァネーズ監督作品(エリア:ピガール)。 エスプリのきいた物語もいいですが、それよりなりより、ファニー・アルダンと ボブ・ホスキンスという組み合わせがいい!
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督(エリア:マドレーヌ界隈)のホラー作品。 イライジャ・ウッドが目を見開いた瞬間から、どうしてもロードオブザリングのパロディに見えてしまう。。。正直、コメントしづらい。
フレデリック・オービュルタンとジェルール・ドパルデュー監督作品 (エリア:カルチェラタン)はジーナ・ローランズが自ら脚本を書いています。
そして私が最も印象的だったのは、アレクサンダー・ペイン監督の最後のお話 (エリア:14区)です。この一番地味なようで、とてもリアルな話が好き。 この人「アバウト・シュミット」(ジャック・ニコルソン主演)の監督なんですね。 この映画も好きなんですわぁ。主人公がラストに公園で体験する不思議な気持ちというのを 自分も何か体感したような気がして、じんわり泣けてきました。 たぶん私のツボにはまったのだと思います。昔、エリック・ロメールの「緑の光線」を観た時も、 同じように追体験して泣けました(こちらはあくまでもドラマチックでしたが)。
とまぁ、特に印象に残った(イライジャ・ウッド出演作品は他のとは違う意味で 印象に残った。。。)ものだけを揚げてみましたが、他にもいろいろ。 細かい所まで見逃したくない作品があります。 パリが好きな人、オムニバス映画が好きな人はぜひどうぞ!
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| トランスアメリカ |
 | 監督 ダンカン・タッカー (2005年/アメリカ)
| 昨年、FM802試写で心斎橋そごう劇場にて観させていただきました。
【物語のはじまり】 男性であるが、女性の心を持つブリー(フェリシティ・ハフマン)は、 肉体的にも女性になるため最後の手術を控えていた。 そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。 ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に息子がいたのだ。 拘置所に入っている息子を保釈するため、ブリーはニューヨークへ向かう。 自分の正体を明かさないまま、息子を継父の元へ送り届けようとするのだが。。。
「デスパレートな妻たち」で有名なフェリシティ・ハフマンが、 冒頭からくすくす笑わせてくれる(フェリシティすごい!)。 性同一性障害をテーマに描いた映画なんですが、深刻さよりも笑いを前に出した感じでしょうか。 同じ性同一性障害を描いていても、昨日の「キンキーブーツ」のように ガンバレ!といいたくなるような作品とは少し違います。 ゆる〜い感じのロードムービーです。主人公のブリーが出来た人ではなく、 ずるかったり、こっけいだったりして、妙な安心感をかもしだしています。
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| キンキーブーツ ★ |
 | 監督 ジュリアン・ジャロルド (2005年 アメリカ/イギリス)
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昨年、梅田OSで観た「キンキーブーツ」が DVD発売されているので、そのお話を。
【物語のはじまり】 伝統はあるが倒産寸前の靴工場を相続した、 優柔不断な青年チャーリー(ジョエル・エドガートン)。 どうにか工場を救いたい彼は、偶然出会ったドラッグクイーンの ローラ(キウェテル・イジョフォー)からヒントを得て、 ドラッグクイーン用のブーツを新商品として開発しようと思いつくが。。。
期待を裏切らない楽しい映画でした。キウェテル・イジョフォー、本領発揮! という感じでしょうか。これまでは地味な傍役のイメージだったので。
最初はいかつさが印象に残るローラ(キウェテル)でしたが、 男性の服装の時はうじうじした態度だったり、職人達に受け入れられず悩んだり。 弱くもあり可愛らしい面が、最初の堂々としたドラッグクイーンとしての シーンと対照的でありながら、納得させるものがありました。
回想シーンのローラと父とのやりとりにも、自分を認めてもらえないという 心の傷が感じられ、楽しい映画でありながらテーマには重いものを感じます。 それにしても、キウェテルはうまいです〜。
チャーリーを演じたジョエル・エドガートンは、この映画で初めて注目しました。 ジョエル・エドガートンファンの人にはごめんなさい。 優柔不断な主人公の役にピッタリです。いい意味で、どこにでもいそうな雰囲気が この映画をより実話に基づいたものと認識させます。 くすっと笑えて、感動できて、少し考えさせられて、いい映画です。
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| 炎の英雄 シャープ |
「炎の英雄 シャープ」(1993〜97年/イギリス)が、4月5日より ミステリチャンネルで再放送されています。
【第1話】 19世紀の英国陸軍。その貧しい生い立ちから軍曹の地位にいたリチャード・シャープだったが、 将軍の命を単身で助けた功績から中佐へと昇進。 部隊の指揮をまかされるが、平民出身のシャープに反抗的な部下達は。。。
人気のあるシリーズらしいのですが、予備知識なしで初めて観てたら、 「ロード・オブ・ザリング」のボロミア(ショーン・ビーン)やんっ! はぁ〜、この頃(34才位)はおっとこ前なんですぅ。 ボロミアの時は人間の弱い部分をみせつついいキャラでしたが、 カッコイイという感想はありませんでした。 しかし、このドラマでは外見も中身もかっこいいシャープにピッタリ。
私、戦記ものモノは馴染みがないというか苦手分野なんですけど、 それでもけっこう楽しめました。初めは軍服の区別がつかず、 敵なんだか味方なんだか、わけわかりませんでしたが。 イギリスのドラマは傍役の役者さんとかが充実してて、いいですねぇ。 特にシャープに対して敵意を剥き出しにするハーパー役の人 (ダレク・オマーリという役者さんらしい)がいい! 2話もぜひ続けて観たいと思います。
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| パフューム |
先日梅田ブルク7で観た「パヒューム」のお話しを。
【物語のはじまり】 18世紀のパリ、香りに対し類いまれなき才能を持って生まれ落ちた ジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。 偶然出会った少女の芳しい香りが忘れられず、 香りを残すために調香師になろうとするが。。。
最後迄観た感想を一言で言ってしまえば、ありえねえっつーの! という話しなんですが。 反面、のめりこみ度は高い映画で、冒頭から引き込まれます。 総合的にみてバランスがとれていないし、万人にお勧めはできませんが、 やっぱり映画はこうでないと!という不思議な力があるので、勿体無い。
ベン・ウィショーが好いです。残酷・利己的でありながら、どこか無垢な主人公を 体で表現していました。 この映画でダスティン・ホフマンだけは異色でしたね。唯一ユーモラスな存在。 ホッと一息つける部分でした。 それからアラン・リックマン 、また出てました。なんか、しょっちゅうお見かけするような 気がします。また、うまいし。
それにしても、ラストに近いあたりから気持ちが白けてしまったので、 あのあたりの演出はもう少し納得いく感じにしてほしかった。 原作ではどうなっているのか気になるのでさっそく読んでみたいと思います。
ちなみに、唯一私が好きだなと思い、気の向いた時だけつけてる香水は、 資生堂の「ホワイトローズナチュラル」です。

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| 鉄道員 |
昨日、NHKBSにて「鉄道員」(1956年 イタリア)を観る。
【物語のはじまり】 第二次世界大戦後のイタリア。鉄道機関士のアンドレアは幼い末息子サンドロ にとっては英雄だったが、その頑固さゆえに長男・長女からは疎まれていた。 そして、運転する機関車の事故をきっかけに酒におぼれるようになるアンドレア。
この映画の主人公はなんといっても末息子サンドロ(サンドリーノ)です。 自分の考えを押し付ける父に、働かない長男、結婚のうまくいかない娘、 その上父の仕事まで。。。と暗い出来事ばかりですが、サンドロの存在が 全て払拭してくれます。
一番好きなのは、サンドロが警察につかまってお説教されながらも 机の上のスタンプを押してみたり、ライトのスイッチを入れたりしている シーン。無条件でかわいい! わざとらしくないこういう演出が、 すんなりこちらの気持ちに入ってきます。 「 ニュー・シネマ・パラダイス」や「 ライフ・イズ・ビューティフル」など イタリア映画の男の子(子役)は、夢中にさせてくれる魅力があります。 (大人になると憎たらしいんだろうけど。)
そしてイタリア映画の女性は「おんな」という感じ。長女役のシルヴァ・コシナが 若いながらも妖艶で。精神的に不安定で揺れ動いている感じがよく出ていました。
それからなんといっても音楽ですね! フェリーニ作品で有名なニーノ・ロータをはじめ、 哀愁をおびたメロディが独特なイタリアの映画音楽。まだまだ知りたい世界です。
今週衛星映画劇場では「現金に体をはれ」「十二人の怒れる男」「しのび逢い」 そして「鉄道員」と、見ごたえのあるラインナップでした。
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| ジェラール・フィリップ |
ルネ・クレマン監督、ジェラール・フィリップ主演 「しのび逢い」(1954年 フランス)をNHKBS2で観る。
【物語のはじまり】 女性を口説く事しか頭にないフランス人アンドレ・リポワは 財産家の妻キャスリーンと離婚寸前。 リポワが次に狙いをつけているのは妻の親友パトリシアだが。。。
この邦題は全然しっくりきません。 原題は「Monsieur Ripois Lovers, Happy Lovers!」というらしいんですが、 この軽い感じでないと、「しのび逢い」では重いですね。 しかも同じ邦題の映画は他にもあってややこしいし。
ジェラール・フィリップは、その時代を代表する二枚目と言われてますが、 そんな事より、うまい役者さんだと思います。 誠実の真逆をひた走るいい加減そのもののフランス男を 演じてても、品の無さを感じないんですよね。おかしさと可愛げがある。 横にいる女性の髪が自分の顔にふれるのを鬱陶しそうによけるシーンが 何回も出てきたり、無意識のしぐさで人物の性格を描いているのも面白い。 そんな男を軽いタッチでシニカルに描いていて、いかにもフランス映画っぽいと思います。
それにしても、よくも女性を口説く事にここまで一所懸命になれるなぁと、 滑稽さを通り越して関心してしまう男性って、フランス映画(ドラマも)に よく出てきますよね。本当にそうなのかと錯角してしまいます。
ジェラール・フィリップの作品はたまにNHKBS2で放送しているので、 以前「花咲ける騎士道」(1952年 フランス)を観ましたが、 こちらはテキトー男が立ち回るちょっとおバカな時代活劇で、娯楽性の強いものでした。 素直に楽しい映画です。 この作品はリュック・べッソン監督がリメイクしてる様ですね。 (ペネロペ・クルスが出ているのでちょっと気になるところ)
「モンパルナスの灯」(1958年 フランス)ではうってかわって、 薄幸の天才画家モジリアニを演じていましたが、 ジェラール・フィリップが演じるとリアルで、哀しすぎる。 しかし、そのジェラール以上に、アヌーク・エーメがせつないぐらい綺麗で、 とても印象的だったのを覚えています。
次は「肉体の悪魔」(1947年 フランス)をぜひ観たいです。
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| ドリームガールズ |
 | 監督 ビル・コンドン (2006年/アメリカ)
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やっと観に行きました。
【物語のはじまり】 1960年代、デトロイト出身のエフィー(ジェニファー・ハドソン)、 ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)3人組は、 やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、 ジミー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが…。
この映画、1回目は「映画館で観る」と決めてました。 以前、同じ監督の「シカゴ」を映画館で観て、ミュージカル苦手なのにすごく楽しかった! のに後々DVDで見ると当然ですが、映画館ほどの面白さがない。 (キャサリン・ゼタ=ジョーンズはやっぱり上手かった!けど) 「シカゴ」もそうでしたが、やっぱり元々がブロードウェイミュージカルなんで、 話が舞台向きなんですね。 で、映画的な余韻等はありませんが、理屈抜きで楽しめます。
※ここらかちょいネタバレ含みます。
なんせ、ゴキゲンな音楽が目白押しで、 特に私のお気に入りはドリームメッツがオーデションシーンで歌う「Move」、 エディ・マーフィ演じるジミーが生放送で勝手に歌う「Jimmy’s Rap」等。 (ジミー同様、私もメロー系はベタベタしててちょい苦手です)
※ここまで。
ジェニファー・ハドソンは確かにうまいんですけど、ちょっとお腹いっぱいになりました。 もうちょっとソロで歌うシーンが少なくてもよかったのでは。
ジャクソンファイブ時代の可愛いマイケル(リアルタイムで観ていた訳ではないんですが) なんか思い出し、MTVなんかでその時代のスターを観て好きな人には ちょっとうれしい気持ちになる映画です。
サントラほしっ!
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| 十二人の怒れる男 |
 | 監督 シドニー・ルメット (1957年/アメリカ)
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NHKBSにて観る。
【物語のはじまり】 父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票し、 唯一、8番陪審員だけが証拠に疑問を持ち無罪を主張。 白熱する議論。次第に少年の有罪に疑問を持ち始める陪審員たち。。。
何回観ても面白いですね。
物語の展開そのものよりも、この映画に出てくる一人ひとりのキャラクターが すごく面白くてよく出来ていると思います。 俳優のキャスティングも素晴らしいし、こんな人いるやん、この人やったら こういう行動をするだろうとか、すごくリアリティがあって。 登場人物の個性や性格がすごく伝わってくる、こういう映画好きなんです。
日本で製作したら何番の役にどの俳優がいい、とか当てはめて考えてみるのも 面白いかも。
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| 現金に体をはれ |
 | 監督 スタンリー・キューブリック (1956年/アメリカ)
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NHKBSにて観る。
【物語のはじまり】 競馬場から現金を強奪する大仕事。 綿密な計画が、仲間の一人の悪妻のせいで崩れようとする。
あっー、誰でもこんな嫁あかんの、わかるやろっ! とつっこみを入れたくなる位の悪妻が出て来ます。
ストーリー展開にムダがなく、引き込まれて観てしまいました。 それにしても、主人公の早口な事。ネイティブはもちろん聞き取れるんでしょうね。 最後まで、観るものを飽きさせません。 コンパクトな終わり方もグッ!
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| 青ひげの花嫁 |

カーター・ディクソン著
【物語のはじまり】 謎の男ピューリーと結婚した女性達が次々と消え、事件に。しかし殺人の証拠はない。 11年後、舞台俳優の元に送られたきた脚本は、 ピューリーの事件を詳細に記したものだった!
カーター・ディクソン作品の中では軽いタッチですいすい読めるタイプです。 特に話の導入部分は、三面記事の続きが気になる感覚で引き込まれます。
その反面、中盤あたりで犯人がわかってしまった(かなり鈍い私ですが)。 そのせいか、中〜後半はちょっとダレ気味。最後に少しだけ盛り上がりましたが。
H・M卿が好きなのでまあまあ面白かったんですが、 納得いかない部分もありました。(カーター・ディクソン作品は全般的に、 納得いかないてもまっいいかぁと納得しますが。)
わかりやすい話が好きな人には楽しめると思います。 謎解きが好きな人にはあまりおすすめできないかも。
青ひげの花嫁 / カーター・ディクスン
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